主治医と産業医
▽医師(主治医や産業医)の診断を踏まえず、治癒していないとし、
復職を認めず退職あるいは解雇した場合には、退職・解雇が無効
とされるリスクがある。(K社事件 東京地H17.2.18)
△一方、主治医の診断は、当該労働者の職務内容・業務遂行能力までの
認識がなく、労働者・家族の希望が含まれている場合が少なくない。
(厚生労働省職場復帰支援の手引H21.3.23改訂)
▲安易に復職させ疾病を憎悪させた場合には、安全配慮義務違反、
損害賠償のリスクがある。
→リスク回避策 (社員と面接し状況把握、産業医の意見聴取、本人同意を得て
主治医から病状聴取等)